炭酸飲料に含まれる食品添加物『炭酸ガス』の目的と安全性について

ゴン

コーラとかの炭酸飲料に含まれる炭酸ガスって、食品添加物の扱いになるの?
歯や骨が溶けるって聞いたことあるけど安全性は大丈夫?

もぐ

炭酸飲料に含まれる炭酸ガスは食品添加物として取り扱われます。
この記事では、食品添加物として使用される『炭酸ガス』について解説します。

記事の信頼性

この記事は、保健所の食品衛生監視員として働いた後、食品工場の品質管理部で働いている薬剤師が、食品添加物の炭酸ガスについて解説します。

目次

炭酸ガスとは

炭酸ガスは、二酸化炭素のことです。

二酸化炭素は、空気中に存在しており、私たちが呼吸した時に、体内から放出されます。

炭酸ガス(二酸化炭素)は、水に溶かすと酸性を示します。

ゴン

酸性だから歯や骨が溶けるって噂が出てきたんだね

炭酸ガスを添加する目的

炭酸ガス(二酸化炭素)を飲料に溶かすと、その飲料を飲んだ時に、シュワシュワとした刺激を感じることができます。

このシュワシュワとした刺激を与えるために炭酸ガスは飲料に添加されます。

もぐ

このシュワシュワとした刺激が炭酸飲料の魅力ですよね!

炭酸飲料の一般的な製造方法

炭酸飲料には、水に炭酸ガスを溶かした『炭酸水』と、甘味料や砂糖、香料で味付けしたコーラやソーダのような飲料があります。

炭酸ガス(二酸化炭素)は、通常は水に溶けにくい気体です。

そのため、飲料に炭酸ガスを溶かすときは圧力をかけながら溶かしていきます。

圧力をかけることで、炭酸ガス(二酸化炭素)が飲料に溶けるようになります。

もぐ

炭酸ガスは使用基準がないため、使用できる食品や量に制限はありません。

炭酸ガスの食品表示の方法

炭酸ガスは、食品添加物としての取り扱いを受けます。

そのため、炭酸ガスが添加されている食品(主に炭酸飲料)には、炭酸ガスが使用されている旨が表示されています。

具体的には、原材料名の欄に食品添加物として、二酸化炭素(炭酸ガス)または、炭酸と表示されます。

ゴン

今度スーパーで売ってる炭酸飲料の表示見てみよ!

炭酸ガスの安全性

炭酸ガスは前述したとおり、水に溶けると酸性を示します。

そのため、『歯や骨が溶けるのでは』との噂を聞いたことがあると思います。

結論から申し上げますと、炭酸飲料を通常の飲み方で飲むのであれば、歯や骨が溶ける心配はありません。

理由については次の2点のとおりです。

①骨が溶けるかについては、体内の骨が直接、炭酸飲料に触れることはないため、骨が溶ける心配はありません。

②歯が溶けるかについては、歯は直接炭酸飲料に触れますが、溶けるほどの影響を受けるまでには、非常に長い時間を要します。そのため、普通に飲む分にはまず、歯が溶ける心配はありません。

もぐ

気になる方は、炭酸飲料を飲んだ後に口をゆすぐと、口内に残留した炭酸ガスが除去されるため、よりその危険性を低下させることができます。

最後に

この記事では、食品添加物として使用される炭酸ガスについてまとめました。

炭酸ガス(二酸化炭素)は空気中に普通に含まれる物質ですので、安全性対する過度な心配は不要です。

ただし、どの食品や食品添加物にも言えることですが、摂りすぎると体に良くないため、摂りすぎには注意しましょう。

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